「外交的辞令というものは、音楽的でなければ不可ないのだよ。響がよくて、ぼんやりしていて、訳が解らなくて、要領を得る。ね、そうでなければ不可ないのだよ。」ここでもう一度笑ったが、矢張り固い笑いであった。「それにね、言葉というものは、ふだん内輪で使っていると、公開の席でも使いたがるものだよ、だからね、オルロフや、気をつけるがいいよ。」
一国を料理する宰相も、カザリン女帝の前に出ては、子供のように扱かわれるのであった。


vnesterenko.com カザリン女帝(エカチェリーナ2世):上、宰相グリゴリー・オルロフ伯
一国を料理する宰相も、カザリン女帝の前に出ては、子供のように扱かわれるのであった。


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